括(くく)るなよ 待機児童と 一言で [教育]
待機児童という言葉が聞かれるようになって久しい。
都市部で保育所に入れな児童があふれているなどの表現がメディアにそれこそあふれている。
少子化で子供の数自体は減少し続けているのに、なぜ、待機児童が増え続けるのか。
答えは、育児を保育所任せにする親の増加だ。
どうしても保育所に子供を預けて仕事をしなくてはならない女性もいる。
だが、それは保育所に子供を預けている女性の中では一握りで、大半はそうではない。
実際、勤務状態が定かでない母親も多い。
また、働いて得ている賃金から税金や交通費などの経費、保育料などの費用を勘案すると、労働する意味が少ない母親も多い。
まして、パートで一日3時間や4時間程度しか働いていない母親で、夫の収入が一定以上ある場合、赤字になることも多い。
では、なぜ、そこまでして子供を保育所に預けて短時間もしくは低賃金でも働きたいのか。
答えは簡単だ。育児をしたくない母親が増えているのだ。
確かに育児は母親だけの仕事ではない。
「イクメン」という言葉を作り、「父親も育児をしろ!」という一大キャンペーンが貼られ、世の男性は休みの日には子供と一緒にお出かけという男性も多い。
また、昼間は企業戦士、夜間は育児戦士という男性も多い。
しかし、このキャンペーンの後ろにも見え隠れするのが育児をしたくない母親の存在だ。
「イクメン」という言葉を使って、夫を育児に駆り出す妻ほど、育児をしない。
朝から保育所に子供を預け、パートで5時間ほど働いて、夕方にお迎え、夫が帰ってきたら、育児はバトンタッチという母親が増えている。
最近は、オムツの交換、寝かしつけ、食事の世話は夫。オムツの買い出しと、ミルクや乳幼児用の食品缶詰の買い出ししかしない母親が増えている。
私の周囲にも、粉ミルク100パーセントで育児し、ミルク当番は夫。子供は3か月から保育所。8時から18時まで。預けるのもお迎えも夫が出勤と帰宅途中にする。お風呂に入れるのも、寝かしつけるのも、夫という家がある。
その夫、「イクメンの鑑」などと称えられているが、称えている人たちは本当に尊敬しているのだろうか。
まして、その妻が8時から18時までフルタイムでバリバリ仕事をしているのなら良いが、週に3日ほど、午前中だけ働くだけ。
あとは東方神起や嵐などの追っかけをして、残った時間はレンタルビデオ店で韓流映画やドラマをDVDで借りて、ゆっくり自宅で伸びている。
そんな親の子供まで預かるから、保育所はいっぱい。希望の保育所に入れないという人も多いし、遠方まで広げて探しても見つからないという人もいる。
「ゼロ歳児のうちに保育所に放り込まないと、二歳や三歳になってからだと空きがない」という会話もよく聞くが、子供は保育所に放り込むものなのだとは呆れてしまうが、現状はそんなものだ。
我が家も1歳9か月の息子がいる。
はっきり言って、世話がかかる。育児支援センターでもヤンチャで目立つ存在。
少し前までまるでキン肉マンの主題歌のように「走る(すべる)見事に(ころぶ)」という状態だった。
最近はやっと安定したが、今度はいろいろやってくれる。誰彼なしに「久しぶり!」とばかりに肩に手をかけたり、ハグしたり。
玩具の入ったトレーやバスケットはひっくり返す。それでも許されるのは愛想笑いで許してもらうという妙なコツを知っているからだ。
しかし、親はそういうわけにはいかない。危険予防、片付けに追われ、手のかかる息子になっている。
私はまだしも、完全母乳で授乳し、卒乳しても、
ヤンチャな「暴れん坊将軍」で「甘えん坊将軍」の息子と24時間一緒にいる妻は大変だ。
疲れ切って夜は母子ともに爆睡だ。
そんな状態が続いているだけに、何度か保育所に預けることも検討した。
特殊技能があるので、いくらでも復帰する先はある。
しかし、結局、育児を他人任せにしたくないということと、もっと必要性が高い人に利用してもらうために、我が家程度の必要性で預けるのは止そうということになった。
だが、周囲を見回すと、待機児童が多い。
必要性の高い母親、必要性の低い母親、必要性のない母親。いろいろだ。
必要性は高いのに預けられない母親もいれば、必要性はないのに預けている母親もいる。
入所基準を見直す必要があるのではないか。
待機児童というが、入所基準が甘いために、必要性が低い、または必要性がないのに入所できてしまう子供がいる。
その結果、弾き出される必要性の高い子供がいるのが現状だ。
基準を改定すべきだ。
実際は働く意思がないのに、形式的に「求職中」として申請する人が多い。仕事が見つかってから預かればいいので、そういう人は除外すべきだ。
同居家族がいるからという理由で優先順位を下げるが、同居家族の状況で判断すべきだ。
要介護の同居家族がいるからその要介護の同居家族に子供を見てもらえばいいという発想はおかしい。
要介護の同居家族がいれば、反対に、優先して預かるべきではないか。
基準には矛盾が多い。見直せば、保育所で受け入れるべき総数が相当、減少するはずだ。
待機児童を減らすには、保育所を作るより、必要性のない、必要性の低い子供を除外することが先決ではないか。
都市部で保育所に入れな児童があふれているなどの表現がメディアにそれこそあふれている。
少子化で子供の数自体は減少し続けているのに、なぜ、待機児童が増え続けるのか。
答えは、育児を保育所任せにする親の増加だ。
どうしても保育所に子供を預けて仕事をしなくてはならない女性もいる。
だが、それは保育所に子供を預けている女性の中では一握りで、大半はそうではない。
実際、勤務状態が定かでない母親も多い。
また、働いて得ている賃金から税金や交通費などの経費、保育料などの費用を勘案すると、労働する意味が少ない母親も多い。
まして、パートで一日3時間や4時間程度しか働いていない母親で、夫の収入が一定以上ある場合、赤字になることも多い。
では、なぜ、そこまでして子供を保育所に預けて短時間もしくは低賃金でも働きたいのか。
答えは簡単だ。育児をしたくない母親が増えているのだ。
確かに育児は母親だけの仕事ではない。
「イクメン」という言葉を作り、「父親も育児をしろ!」という一大キャンペーンが貼られ、世の男性は休みの日には子供と一緒にお出かけという男性も多い。
また、昼間は企業戦士、夜間は育児戦士という男性も多い。
しかし、このキャンペーンの後ろにも見え隠れするのが育児をしたくない母親の存在だ。
「イクメン」という言葉を使って、夫を育児に駆り出す妻ほど、育児をしない。
朝から保育所に子供を預け、パートで5時間ほど働いて、夕方にお迎え、夫が帰ってきたら、育児はバトンタッチという母親が増えている。
最近は、オムツの交換、寝かしつけ、食事の世話は夫。オムツの買い出しと、ミルクや乳幼児用の食品缶詰の買い出ししかしない母親が増えている。
私の周囲にも、粉ミルク100パーセントで育児し、ミルク当番は夫。子供は3か月から保育所。8時から18時まで。預けるのもお迎えも夫が出勤と帰宅途中にする。お風呂に入れるのも、寝かしつけるのも、夫という家がある。
その夫、「イクメンの鑑」などと称えられているが、称えている人たちは本当に尊敬しているのだろうか。
まして、その妻が8時から18時までフルタイムでバリバリ仕事をしているのなら良いが、週に3日ほど、午前中だけ働くだけ。
あとは東方神起や嵐などの追っかけをして、残った時間はレンタルビデオ店で韓流映画やドラマをDVDで借りて、ゆっくり自宅で伸びている。
そんな親の子供まで預かるから、保育所はいっぱい。希望の保育所に入れないという人も多いし、遠方まで広げて探しても見つからないという人もいる。
「ゼロ歳児のうちに保育所に放り込まないと、二歳や三歳になってからだと空きがない」という会話もよく聞くが、子供は保育所に放り込むものなのだとは呆れてしまうが、現状はそんなものだ。
我が家も1歳9か月の息子がいる。
はっきり言って、世話がかかる。育児支援センターでもヤンチャで目立つ存在。
少し前までまるでキン肉マンの主題歌のように「走る(すべる)見事に(ころぶ)」という状態だった。
最近はやっと安定したが、今度はいろいろやってくれる。誰彼なしに「久しぶり!」とばかりに肩に手をかけたり、ハグしたり。
玩具の入ったトレーやバスケットはひっくり返す。それでも許されるのは愛想笑いで許してもらうという妙なコツを知っているからだ。
しかし、親はそういうわけにはいかない。危険予防、片付けに追われ、手のかかる息子になっている。
私はまだしも、完全母乳で授乳し、卒乳しても、
ヤンチャな「暴れん坊将軍」で「甘えん坊将軍」の息子と24時間一緒にいる妻は大変だ。
疲れ切って夜は母子ともに爆睡だ。
そんな状態が続いているだけに、何度か保育所に預けることも検討した。
特殊技能があるので、いくらでも復帰する先はある。
しかし、結局、育児を他人任せにしたくないということと、もっと必要性が高い人に利用してもらうために、我が家程度の必要性で預けるのは止そうということになった。
だが、周囲を見回すと、待機児童が多い。
必要性の高い母親、必要性の低い母親、必要性のない母親。いろいろだ。
必要性は高いのに預けられない母親もいれば、必要性はないのに預けている母親もいる。
入所基準を見直す必要があるのではないか。
待機児童というが、入所基準が甘いために、必要性が低い、または必要性がないのに入所できてしまう子供がいる。
その結果、弾き出される必要性の高い子供がいるのが現状だ。
基準を改定すべきだ。
実際は働く意思がないのに、形式的に「求職中」として申請する人が多い。仕事が見つかってから預かればいいので、そういう人は除外すべきだ。
同居家族がいるからという理由で優先順位を下げるが、同居家族の状況で判断すべきだ。
要介護の同居家族がいるからその要介護の同居家族に子供を見てもらえばいいという発想はおかしい。
要介護の同居家族がいれば、反対に、優先して預かるべきではないか。
基準には矛盾が多い。見直せば、保育所で受け入れるべき総数が相当、減少するはずだ。
待機児童を減らすには、保育所を作るより、必要性のない、必要性の低い子供を除外することが先決ではないか。
そういう親に限って保育園で何かあると訴えるんですよ。
すぐに訴訟。
田舎の保育園ならいくらでも空きがありますよ?
どんどん田舎に暮らしたらいいと思いますがね。
by ゆゆ (2013-07-10 21:16)
(-_-;ウーン 難しい問題ですね
半分賛成で 半分反対かなぁ
特殊技能のある人や 人手の足りない職種を好む人は辞めてもOK
でも 事務職の人は辞めると復職出来ないですからね
仕事を続けたいって女性は マイナスが出ても繋いでおきたいらしいし
やりがいのある仕事を続けたいって人も居るみたい
まあ スーパーやお弁当屋さんなんかの売り子系バイトはねぇ
この限りでは無いと思うけれど・・・・
それでも子育てってのは 両親の仕事だとも思いますよ
ふたりのどちらかが辞めなきゃならないなら
話し合いで決めても良いのかな~っとも思います
「放り込む」には全面反対ですけどね 苦笑
by chunta (2013-07-11 09:38)
少子化になるのがわかるような気もします。
by pandan (2013-07-12 08:45)
確かに幼稚園に比べて、長時間面倒を見てくれるというところ
が魅力なんでしょうね。
by やおかずみ (2013-07-13 08:56)
皆様、nice!ありがとうございます。これからもよろしくお願い申し上げます。
by yukikaze (2013-07-22 10:10)
ゆゆ様、いつもコメントありがとうございます。これからもよろしくお願い申し上げます。
地方に待機児童が少ないのは、働く場所が少ないことと、家族制度がしっかりしているので家庭内保育が可能だからだと聞きます。
都市部に集まって、家族から見放され、家族との縁が切れ、保育所に保育を頼むしかない人が増えているので都市部は保育所の需要が多いということもあるかもしれません。
by yukikaze (2013-07-22 10:15)
chunta様、いつもコメントありがとうございます。これからもよろしくお願い申し上げます。
そうですね。やりがいのある仕事を見つけている人にとって、何とか仕事を続けたいというために・・・はあると思います。見つけられている人がどれだけいるかという結構、疑問符が付くとは思いますが。スーパーのレジ打ちにやりがいを見出している人。。。いるかもしれませんが、希少価値なので、お弁当の売り子も同じですね。
そうですね。片親が働いて、片親が育児でいいと思います。それでないと、子供は育ちません。父が働くのか、母が働くのか。それはその家庭状況と職種、収入次第かもしれません。。。稼ぎの多いほうが、子育てが好きなほうが、いろいろな角度から夫婦で、家族で、検討して決めるべきだと思います。ただ、収入は多いに越したことはない、贅沢したいだけで、子供を犠牲にして稼ぎに走り回るのはやめてほしいと思うこのごろです。そういう家庭のお子さんって、、、躾けられていなくて人の皮をかぶった獣ですから。
by yukikaze (2013-07-22 10:20)
pandan様、いつもコメントありがとうございます。これからもよろしくお願い申し上げます。
そうですね。少子化。。。原因はいろいろありますが、親となる世代の自己中も影響しているように思います。ただ、子供を作らなかった人たちは後悔すると思います。できなかった人たちはできなかったのだからと諦められるでしょうが、できたのに作らなかった、生まなかった人たちは。。。
by yukikaze (2013-07-22 10:22)
やおかずみ様、いつもコメントありがとうございます。これからもよろしくお願い申し上げます。
そうですね。そういう考え方が多いようです。子供と関わることが苦痛という人が増えているようです。子供とのかかわりを少しでも減らすために、幼稚園ではなく保育園という人が増え、さらに延長、延長という親が増えているようです。。。それで健全な子供が育つのやら。。。どうやら。。。心配の種は尽きません。
by yukikaze (2013-07-22 10:23)