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住宅用太陽光発電の規格統一 [建築]

日本は住宅用太陽光発電のパネルなどの普及が進んでいるが、今までは、統一されたシステムの規格がなかった。そのため、住宅業界などでも設置をする際に混乱などが絶えず、説明なども混乱してきた。発電量などの記載も、メーカーによって条件が違う元で算出した数値が一人歩きし、実際には記載されたほどの発電ができないものなどもあり、設置した業者と住民や、業者と製造者の間でトラブルになることも多く、他メーカーに変更するにもシステムが異なることが多く、規格が合わないために、全てを取り替える必要が生じるなど設置者である住民や、設置した施工業者との間でトラブルが発生していた。

今回の統一の方針で、統一が果たされれば、それらのトラブルも減少し、設置しようと思う住民も増える可能性が高い。度量衡などの統一は秦の始皇帝が行って以来、あらゆる物事の合理化の手法とされているが、なぜか、いつも統一されないままに放置されることが多い。開発した企業のメンツや行政の不手際など原因だが、それが普及の阻害要因となることが多いだけに、今回の規格統一は歓迎するが、その他の規格などでも統一規格を選定し、普及に努めるべきものは多い。企業はメンツを捨て、行政は迅速な対応を心掛けるべきだ。

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