悲しいフェスティバル(in Yokohama) [コラム]
「敷きつめられたバラの花びら4万本分、横浜名所7場面」(読売新聞2008年11月24日00時32分)
記事内容は下記の通り。
横浜市中区の日本大通りにバラ4万本の花びらを敷きつめ、市内の名所を描いた花絵がお目見えした。
開港150周年を記念して来年5月に開かれる「フラワーアートフェスティバル」のプレイベント。
市民ボランティア約160人が22日、大通りの歩道約200平方メートルで4時間半かけ、白や黄色、ピンクなど7色のバラの花びらをほぐし、色つきの砂も使って、山下公園やベイブリッジ、横浜赤レンガ倉庫、開港150周年のキャラクター「たねまる」など7場面を描いた。24日まで。
人間の傲慢さを絵に描いたような催しだとこの記事を読んだ私は感じた。単なるプレイベント、しかも23、24の二日間のイベント。そのために、バラ4万本分の花びらを敷きつめたというのだ。
鉢植えならまだしも、花びらをほぐしてバラバラにして描いたというのだから呆れる他ない。生け花ですら私は生理的に受けつかないのだが、それでもこの季節なら一週間は楽しめる。しかし、これはたった二日間の為に4万本のバラを消費した。人間の業と言うものを感じる所業だ。しかも、これがプレイベントだとすると、本番はどれほどの花を大量に無駄にするのだろう。また、それを何とも思わない人が増えていることに私は驚くとともに、この国に住む人々の心の荒みを感じずにはいられなかった。
flutist様、いつもniceありがとうございます。これからもよろしくお願いします。
by yukikaze (2008-11-25 21:04)
神楽様、いつもniceありがとうございます。これからもよろしくお願いします。
by yukikaze (2008-11-27 14:08)